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2011年、石川県の小松市立宮本三郎美術館主催で始まった「宮本三郎記念デッサン大賞ー未来を拓くー」。隔年開催で第2回となる今年は19歳から85歳、国内外385名、561点の作品が寄せられ、大賞を含む10点の入賞作、50点の入選作が選ばれました。今回、東京巡回展として、それらの作品が当館で展示されました。 |
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稀代の素描家といわれた宮本三郎。その功績を記念して創設された「デッサン大賞」。かつてない「デッサン」を対象とした公募展において、審査する側は“「デッサンとは何か”という根本命題に突き当たった」と語るのは、当館学芸員で、第1回から展覧会に関わっている、橋本善八学芸員。
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巡回展の開催を記念して行われた講演会「宮本三郎・デッサンの魅力」。
本講演会では、宮本三郎作品の魅力をお伝えするとともに、「芸術家たちはデッサンをどのようにとらえてきたか」ということを多くの参考文献とともにひも解きながら、「デッサンとは何か」を考えてゆきました。 |
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すべての芸術家が作品をつくるにあたり行ってきたであろう「デッサン」。その古典的ともいえる修練から生まれてくる新しい表現。今回選ばれた入賞・入選作のその先にはどのような「未来」が拓かれるのでしょうか? |
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講演会後は展示室に移動し、小松市立宮本三郎美術館学芸員・大橋由美子氏に案内をしていただきながら、改めてみなさんで入賞・入選作を鑑賞。
新しい発見はありましたでしょうか? |